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■■2007年度福岡グリーンルパーの会活動方針■■■■■■■■■■■■■■■■
 発足8年目を迎えた福岡グリーンヘルパーの会(FGH)は会員総数89名、郷土の
種子による苗を育てて「どんぐりの森をつくる」全国で2つしかないユニークな森林
保全ボランティア団体へと成長してまいりました。昨年の台風で倒壊した育苗施設は
復旧と増強がなされ、森づくりの育苗体制が整備された新たなチャレンジの時期を
迎えることとなりました。

 

そこで、平成19年度は「楽しく」「学びながら」をモットーに更なる自然環境保全の
推進と次の時代を担う人材育成を目指し、以下の項目を柱とした事業活動を推進して
まいります。

 

1 九州大学伊都キャンパス内、生物多様性保全ゾーンの整備を推進します。
(1)新たな竹林の拡大抑制に取組みます。
  ・ 竹の発生防止対策の推進(竹伐採、孟宗竹筍子取り、真竹筍子取りなど)
(2)「どんぐりの森づくり」に必要な植樹用苗の育成を数量的に推進するよう
   取組みます。
  ・ 育苗ハウス増設及び散水設備の増強 4月完成(水源の森基金助成金充当)
  ・ 年間植樹数2,000本を目標にした育苗(通年)(イオン財団助成金充当)
(3)九大里山の森づくりを多角的に取組みます
  ・ 植樹と下草刈の持続的な推進
  ・ プロジェクトチームによる個々の里山景観づくりの支援
    田んぼ米づくり、動植物観察、 など
(4)子供たちとのどんぐりの森づくりイベントの充実を図るように取組みます。
  ・ 継続して実施出来る仕組みづくりと実践の検討
(5)関係団体との連携した活動推進に取組みます。
  ・「市民の手による動物調査」等ゾーン地内で活動する他の団体と連携した活動の推進    

 

2 グリーンヘルパーとしての研鑽を推進します。
(1)育苗、植樹指導技術の修得及び「自然体験学習ガイド」を目指した学習を実施。
・ 自然の動植物の不思議な物語、 などの学習
(2)"楽しく""学びながら"実践活動の推進(各種の知識、技術、工法等の習得)
・樹木名の学習(名札付け)、作業時ロープの結び方、竹工作、竹炭づくり、燻製づくり、
 など

 

3 次世代の後継者育成を目指します(担当幹事の増強)。
(1)イベント企画やプロジェクト担当幹事の増強等による体制の整備
  (事前作業の充実と平準化の実施)
(2)実践に必要な組織の見直し検討(担当幹事の増強など)

 

4 古賀ふるさとの森づくりを推進します。
(1)「古賀みどりまちづくりの会」と交流を図り協働事業を推進
   企画会議参加、保全作業やイベントの参加支援 等

 

5 関係する他の森づくりや他団体の植樹指導等を支援します。   
(1)FGH有志による宗像・用山の森づくり
(2)九州電力鞄剴哩に関係する団体が主催する植樹祭
(3)九州大学農学部森林科学科コース学生の森林調査野外授業

 

6 安全確保を充実します。
(1)保全作業における作業単位ごとの安全基本動作の遵守
  (作業の都度安全対策の説明と実行)
(2)イベント参加者の安全確保と監視の強化(安全対策の説明と実行)
(3)機械類・道具等の安全取り扱いの研修

 

 


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